満州のママ直伝!中華街のマーラーカオレシピ♪
みなさんは蒸しパンって好きですか?
私は大好きです。
今はホットケーキミックスを使って簡単で美味しくできる
「蒸しパン」のレシピがたくさんありますね。
私もどうしても時間短縮したい時は
ホットケーキミックスの「蒸しパン」をよく作ります。
でも、やっぱり「蒸しパン」といえば、
中華街の「マーラーカオ」!
しっとりしてて、コクがあって、それでいてしつこくない、
いくらでも食べれてしまう。。
そんなマーラーカオが私はハゲるぐらい大好きです!
私の父は中華街のほど近くの横浜に住んでいたので、
小さい頃から食べなれていた事もあるのですが、
私の乳母(ベビーシッターさん)は、満州生まれなので、
我が家にも、本場マーラーカオがあったんです^^
あっぱ(何故か私はそう呼んでいた)が作るマーラーカオは、
中華街のお料理人さん達も
「美味しいね~!!」と絶賛するほど、マジで美味しい!
私は小さい頃、とても食が細かったので、
あっぱの作ってくれるマーラーカオには、
ミネラルいっぱいの黒砂糖と、鉄分豊富なレーズンがいっぱい!
他にもココナッツやドライフルーツを使ったバニラ味もあって、
バリエーションもとても豊富なんです。
我が家は年中、人の出入りが多かったので、
マーラーカオを2段になっている蒸篭でたくさん作ってくれるんですけど、
2日と持たない(;^_^A
それぐらい大人気だったんです。
そんな満州生まれの優しいあっぱが作ってくれた
中華街のマーラーカオのレシピ大公開します!!
ちなみに。。
あっぱが言うには美味しく作るために絶対に必要なものは、
ラード、布巾、金属製のざる(粉ふるい器)だそうです。
◆材料◆ 丸形の濾し器(20~24センチ)一台分
- 小麦粉 150グラム
- 卵 3個
- ベーキングパウダー 小さじ1杯
- 重曹 小さじ1杯
- 黒砂糖 100グラム
- ラード 50グラム
- 牛乳(濃厚なもの) 80㏄
- レーズン 大さじ1杯
下準備
- 濾し器(粉振るい器)にオーブンペーパーを敷いておく。
- 蒸し器(お鍋)のお湯を沸騰させておく。
- ラードを湯煎かレンジで溶かしておく。
- 卵は卵黄と卵白が完全に混ざるまでよく溶きほぐしておく。
- 粉、ベーキングパウダー、重曹はふるっておく。
作り方
- お鍋に牛乳と黒砂糖を入れて、火にかけて、沸騰させないように黒砂糖を溶かします。
- 1をボウルに移し、溶くほぐした卵、ラードを数回に分けて入れ、その都度、泡だて器でよく混ぜます。
- 2に粉類を入れて、泡だて器でダマができないようによく混ぜ合わせます。
- ここにレーズンを入れて、ざっくりと混ぜたら、型に流しいれて、湯気の立った蒸し器に入れて、乾いた布巾をかぶせて蓋をし、約20分~30分中火で蒸します。
- 蒸し上がったら、型から外し、ケーキクーラーや網の上で冷まします。
ざると布巾は絶対よ!
マーラーカオは蒸気でふっくら仕上げるので、
水分が落ちてしまうと、冷めてしまうと硬くなって
美味しくなくなるんだそうです。
竹製でできた蒸篭は蓋に水滴ができにくいし、
蒸気を上手く外に出せるのだそうですが、
一般家庭には竹蒸篭なんておいていないですよね。
金属製のお鍋蓋には、どうしても水滴が出来てしまします。
そこで、生地をいれた後、水滴が落ちないように、
蓋をする前に必ず布巾を一枚かけるのだそうです。
型もそこが網になっているものでないと、
蒸気が通りにくく、底の部分が硬い蒸しパンになってしまうんだとか。。
100均でもこのアミ状になった濾し器が売っているので、
良かったらゲットしてください。
コクを出したいなら豆乳もおススメ!
今回のレシピは、作りやすい(手に入りやすいもの)を使った
レシピなのですが、我が家はここにココナッツパウダーを小さじ1杯程度入れていました。
でも、ココナッツ類ってよっぽど好きでないと、
なかなか消費できませんね。
そんな時は牛乳を豆乳に変えてみると、
ココナッツミルクに似たちょうど良いコクが出ますよ。
あっぱの優しい愛情がいっぱいのレシピ、
ぜひぜひ作ってみてください。
きっと、年末年始の疲れも吹き飛ぶぐらい元気になれますよ^^